ロックンロールはサブカルチャーの夢を見るか

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最近またいいバンドが多くなってきた

2010年代以降、というかアクモンやリヴァティーンズが出現して以降あまり若手のロックバンドを、それこそThe xxやThe 1975辺りしか聞いてこなかった身ではあったが、ここ最近は意識して聞くようにしている。そうするとやはり自分にとってお気に入りのバンドがでてくるものである。

 

まずは彼ら、Imagine Dragons

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Imagine Dragons - Whatever It Takes - YouTube

Imagine Dragons - Walking The Wire (Audio) - YouTube

ロックなのか?とかこれはどういったジャンルに含まれるんだ?とか僕も一時期思っていたがそんな細かいことを抜いて聞いてほしい。彼らは彼らなりのロックとしての美学を元に演奏していることがわかるから。

つい最近来日ライブもしたのだがこれがまたかなりの高評価だった。今世界でも彼らが次世代バンドとして最も注目されているのではないだろうか?しっかりとしたギターサウンドというよりは壮大な雰囲気をだしそこにエフェクト的な役割でギターであったりベースを組み込んでいるような気がする。ポストロックやギターポップとも少し違う彼らの音楽性に今後も期待したい。

 

次に紹介したいバンドはPale Waves

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Pale Waves - New Year's Eve - YouTube

Pale Waves - Television Romance - YouTube

最初聞いたときからずっと今日まで虜になったように聞いている。

曲調、ベースライン、コードワークなどを注目してもらえるとわかると思うが、彼らはThe 1975のマシュー・ヒーリーとジョージ・ダニエルがプロデュースをしているのだ。どうりでどことなくThe 1975らしさがあるのか!と納得がいった。

しかしこのバンドは女性ボーカルなのである。女性ボーカル特有の幻想的な、しかしポップで透明な歌声がダンサンブルでありオルタナティヴな曲調とマッチしてリスナーを曲の深い場所に連れてってくれるのだ。

 

次に紹介するバンドはWolf Alice

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Wolf Alice - Don't Delete the Kisses - YouTube

Wolf Alice - Beautifully Unconventional - YouTube

このバンドもまだ若手なのだが曲作りがしっかりとしており個性もだしていてかなりかっこいい。

女性ボーカルで空間的な曲作りをするとかっこよくなるのはもう全世界共通認識なのだろう。彼らもまたイギリスのバンドで、どちらかというと伝統的なブリティッシュイズムに近い存在かもしれない。しかしそれでいて型にはまらない作風となっている。

部分的に歪ませたギターを入れている曲もあれば全編ノイズのような曲もあり、それのどれもがボーカルのエリー・ロウゼルによって心地よいサウンドへと変化させている。

今まで紹介してきたバンドで一番ギターサウンドを全面に出しているのでとりあえず聞いてみるべし!!

 

最後は少しジャンルが違うかもしれない。Sons Of Texasだ。

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Sons Of Texas - Baptized In the Rio Grande (Official Music Video) - YouTube

Sons Of Texas - Blameshift (Official Music Video) - YouTube

まぁとりあえず聞いてくれ、このPANTERAイズムを!!

そう!彼らはテキサス特有の枯れたギャングなハードロックやブルージーなサウンドをあのPANTERAのような雰囲気を出しながら演奏しているのだ!!

筆者はPANTERAが大好きなので最初聞いたときにノックアウトされた。ボーカルはフィルの若いころみたいではないか!ダイムのような切れ味鋭いギターリフというよりはどこか味のある、激しいんだけど朝やジョギング時に聞きたくなる曲が満載なのである。DOWNを少しポップにした感じと書けば伝わる人には伝わると信じている。

注目度の高い彼らのこれからに期待を込めてトリで紹介しました。

 

最近のバンドも捨てたもんじゃない、というよりも一時期の2000年代よりもクオリティが高いんじゃないか?とも思えるようなバンドがどんどんでてきてるのがいちロックファンとしてはうれしい限りである。